たるみとんぐうあと
滋賀県甲賀市土山町頓宮
横田川に臨む丘陵の麓にあり仁和二年以来齋王の伊勢參向に際し御休泊あらせられたる處なり所在地は今大字を頓宮とし其の氏神なる川田神社の寛永十一年の棟札に垂水頓宮村とあり又舊阯に近き天日雲社の安政五年の棟..
横田川に臨む丘陵の麓にあり仁和二年以来齋王の伊勢參向に際し御休泊あらせられたる處なり所在地は今大字を頓宮とし其の氏神なる川田神社の寛永十一年の棟札に垂水頓宮村とあり又舊阯に近き天日雲社の安政五年の棟札にも垂水頓宮天日雲社とあり遺蹟は舊東海道の路線に近き景勝の地を占め路方形の土壘を繞らし城内廣濶にして中に古井あり古來神聖の地として牛馬を入れず樹木鬱蒼たり。
天皇が即位するたびに伊勢神宮に奉仕する未婚の皇女または女王を斎王といい、その一行が都から伊勢斎宮まで5泊6日の旅へと御出駕されます。この旅を斎王群行といい、その一つの宿泊所が頓宮です。垂水斎王頓宮跡には、378年間に31人の斎王が宿泊...
毎年3月第4日曜日「あいの土山斎王群行」 (大野小学校~垂水斎王頓宮跡)