はこだてせいよはねきょうかい
北海道函館市元町3-23
1874年宣教が開始された英国聖公会(現、日本聖公会北海道教区)の教会。現在の建物は1979年築、茶色の十字形をした屋根が印象的。元町の有名な教会群の一角。 四面の白壁に十字架をあしらい、函館山..
1874年宣教が開始された英国聖公会(現、日本聖公会北海道教区)の教会。現在の建物は1979年築、茶色の十字形をした屋根が印象的。元町の有名な教会群の一角。 四面の白壁に十字架をあしらい、函館山山頂やロープウエイに搭乗して眺めると、茶色の十字形をした屋根が印象的な建物です。 1874(明治7)年に英国人のデニング司祭が函館に上陸し宣教活動を始め、英国聖公会の教会として道内の先駆けとなりました。歴代の牧師らは市内に学校や病院などを開設し、教育、福祉の分野でも多大な功績を残しました。 最初の教会は1878(明治11)年、基坂の下に建造されました。他の建物と同様に、その後は度重なる大火による焼失で移転を余儀なくされ、現在の聖堂は1979(昭和54)年11月に完成したもので、中世紀におけるヨーロッパの教会にならった工法を用いた、近代的なデザインとなっています。パイプオルガンやステンドグラスを設置した内部は5月1日~11月3日まで見学可能で、日曜礼拝、コンサートが行われています。
市電 「十字街」電停 下車 徒歩15分