しんめいじんじゃ(たるいちょうあらい)
岐阜県不破郡垂井町新井429
創祀不詳なるも、再興年度は天和元年十二月(棟札)遡りて再興以前を考ふるに、本社当大字新井地内字川原口(元宮田地名の一部なりしが慶安三年大滝川の決壊後は川原口と称す)に鎮座せしが、大滝川沼岸再度の水害..
創祀不詳なるも、再興年度は天和元年十二月(棟札)遡りて再興以前を考ふるに、本社当大字新井地内字川原口(元宮田地名の一部なりしが慶安三年大滝川の決壊後は川原口と称す)に鎮座せしが、大滝川沼岸再度の水害を慮りて現在の位置に遷座せり。是再興の年度なりと而して故鎮座の地には伊勢杉と称する老杉ありて、幹の周囲四丈余の大樹にして下部に大なる洞穴を生じたり。明治二十一年の冬火を生じ、大木の半身を焼失し、続いて大正元年落雷により老樹の中央より裂け枯死せるため売却し、伊勢神宮に献納せることは老人の知る所なり。社殿は伊勢神宮に倣い二十一年目毎に改造十一年目毎に屋根葺き替えを実施せり。
(岐阜神社庁資料による)
天照皇大神
春の例祭 4月5日