そうしょうじ
福岡県宗像市大穂937
文明15年(文明3年の説もあり)甲子正月、宗像十四城の一つ、許斐城主多賀出雲守隆忠が亡父の追孝のために創立した禅宗(曹洞宗)の寺。山門は名島城の搦手門を移転したものと言われ、寺の後方には桃山時代の武..
文明15年(文明3年の説もあり)甲子正月、宗像十四城の一つ、許斐城主多賀出雲守隆忠が亡父の追孝のために創立した禅宗(曹洞宗)の寺。山門は名島城の搦手門を移転したものと言われ、寺の後方には桃山時代の武将で筑前の領主であった小早川隆景の墓所がある。境内には奈良時代の僧行基の作と伝えられる秘仏「馬頭観音」があり、33年に2回、一般に開帳されている。寺の庭園は第十六世不文禅師が約200年前に造ったもので、松岩山斜面にかけての約6000坪に3000本あまりのツツジが植えられ、見頃の4月末から5月中旬頃までは多くの人で賑わう。
松岩山
曹洞宗
多賀出雲守隆忠
筑前国中三十三霊場18番札所
無料
有り