けんぽうじ
新潟県新発田市大栄町2-4-21
万治3年(1660)の開山で、本堂中央に鬼子母神、右に一塔両尊の日蓮宗本尊を奉安している。鬼子母神は釈尊に帰依した鬼神で、特に安産と育児の守護神とされる。 「新発田の鬼子母神様」として広く信仰を集..
万治3年(1660)の開山で、本堂中央に鬼子母神、右に一塔両尊の日蓮宗本尊を奉安している。鬼子母神は釈尊に帰依した鬼神で、特に安産と育児の守護神とされる。 「新発田の鬼子母神様」として広く信仰を集めており、毎年5月7・8日の御開帳大祭には、新潟、豊栄、北蒲原各地からの参詣が多い。参詣は常時自由であるが、開帳は五月の祭礼時のみである。 鬼子母神像は開山時に京都よりもたらされ、伝「運慶」作とされるが定かではない。欅けやき造りの本堂は、明治40年(1907)の再建で内部の四間(約7.3m)の梁と四本の柱、天井の高さは新発田随一であり、千鳥唐破風付の屋根と木組みも凝った造りである。
妙栄山
日蓮宗
万治3年(1660)
一塔両尊四士
将門院日迅
JR白新線新発田駅から徒歩15分
10台