ふみょうじ
東京都昭島市拝島町1丁目20−16
境外仏堂である大日堂の創建は、寺伝によると天暦6年(952)玉川花井の島から大日如来の尊像が出現し、人々が祠を建て拝んだところから、拝島の地名がついたと伝えています。 その後戦国期、小田原北条氏が..
境外仏堂である大日堂の創建は、寺伝によると天暦6年(952)玉川花井の島から大日如来の尊像が出現し、人々が祠を建て拝んだところから、拝島の地名がついたと伝えています。 その後戦国期、小田原北条氏が滝山城の築城にさいし、城の鬼門除けとして現在地に移され、滝山城主北条氏照の重臣、石川土佐守が娘の眼病を祈願し、平癒により「大日八坊」といわれた、別当普明寺など一山八ケ寺を建立したと云われます。 天正19年(1591)には徳川幕府より朱印10石を下賜され、享保17年(1732)には大日堂の位置を石段上の現在地に移し、建物を再興しています。 境内は大日堂を中心に薬師堂、鐘楼、仁王門と、天台宗の守護社である日吉神社によって形成され、典型的な天台宗の寺域を構成する都内でも数少ない境域として、「東京都史跡」に指定されています。
拝島山
天台宗
大日如来
青梅線/拝島駅 徒歩30分 バス/JR 中央線立川駅より拝島行き 第一小学校前 徒歩2分
無料
15分