ほっけじ
新潟県新発田市中央町1-4-10
法華寺を開山したのは慈照院日覚上人(じしょういんにちかく)。奠師法縁(でんしほうえん)。開基大檀越坂井式部秀政(だいだんのつ・さかいしきぶひでまさ)。慈照院日覚は丹波領主大雲寺殿前土佐守の子息で、の..
法華寺を開山したのは慈照院日覚上人(じしょういんにちかく)。奠師法縁(でんしほうえん)。開基大檀越坂井式部秀政(だいだんのつ・さかいしきぶひでまさ)。慈照院日覚は丹波領主大雲寺殿前土佐守の子息で、のちの織田信長の家臣・坂井式部秀政の猶子(ゆうし・甥)となり、京都大本山妙顕寺11世日教に従って学び、出家得度した。 慈照院日覚は加賀の妙海寺に住職していたが、坂井式部秀政が後の初代新発田藩主、溝口秀勝の家臣となり、石川県の加賀大聖寺より新発田の地に移る由、これに随従し、初代新発田藩主、溝口秀勝・坂井式部秀政ならびに新発田藩の安泰を祈る事になった。 溝口秀勝は新発田城を建立。その城より眺める所に小高い松のそびえる山があり、この地に「一宇を建立せよ」との仰せに従い寺を建立し、お城から「松の見える山」として松見山法華寺(しょうけんざん・ほっけじ)と号した。
松見山
日蓮宗
1598年(慶長3年)
慈照院日覚上人
坂井式部秀政
JR新発田駅より徒歩12分 日本海東北自動車道・国道7号新新バイパス聖籠新発田ICより車で12分