だいしょうじ
山梨県富士吉田市新倉621
大正寺は寶松山と号し、浄土真宗本願寺派(西本願寺)に属する寺院です。当山は今を去ること約750年前(文永年間)に祖門六老僧の随一源誓上人に創設され、宗祖親鸞聖人御真筆の無碍光如来の画像を安置した草庵..
大正寺は寶松山と号し、浄土真宗本願寺派(西本願寺)に属する寺院です。当山は今を去ること約750年前(文永年間)に祖門六老僧の随一源誓上人に創設され、宗祖親鸞聖人御真筆の無碍光如来の画像を安置した草庵が当所字宮の下にありました。
文安年間(1440年代)に本願寺中興の祖の第8世蓮如上人が当地を御巡錫した際、藤原氏の末裔であった当国城山(本郡福地村字新屋の南にあり)の城主の遠山伊豆守重正が蓮如上人に帰依し法名乗欽を賜りました。その後、草庵に入り、ここを念仏道場として水石山新念寺と称しました。文安3丙寅年(西暦1446年、約560年前)4月のことでした。
第三代住職正念の時、寺号を新福寺と改悟号する。
寛永4年(1627年)本堂と庫裏を焼失する。正保元年(1644年)に寺基を現在地へ移転。第五代住職正意の時、寛文8年(1668年)に寺号を大正寺と改めた。
十二代住職正観の時(文化・文政年間)に鐘楼と庭園を建立した。
初代より約560年、前身の草庵も含めれば約750年の歴史を誇る当山の現住職は第17代正尊です。
寶松山
浄土真宗
本願寺派
有り