ほうりんじ
和歌山県田辺市新屋敷町85-1
当山は撃鼓山(ぎゃっくざん)と号し、その由来するところは法華経の如来寿量品偈(宗内全寺院が朝課の最後に壇信徒の先祖供養と三界萬霊(全ての精霊)など回向にお勤めしている御経)の中にあって佛の御徳は常に..
当山は撃鼓山(ぎゃっくざん)と号し、その由来するところは法華経の如来寿量品偈(宗内全寺院が朝課の最後に壇信徒の先祖供養と三界萬霊(全ての精霊)など回向にお勤めしている御経)の中にあって佛の御徳は常にりょうじゅう山(お釈迦様が教えを広めた山)にあり大火が焼き尽くす時でも天人が常に充満してこの地が安穏であり、その林の園には諸堂楼閣が立ち並び種々の宝で晴れやかに飾られ宝の樹木繋り多くの花々が咲き様々な果実が実っており衆生が遊び楽しみ諸々の天人が天鼓を艶やかに奏でて曼荼羅の華が雨と降り注いで佛と大衆が集い楽しむ所をさしています。 当山は法輪寺と称し(法輪)とはお釈迦様の尊い法の輪が転じ広められている事を示しています。 つまり当寺は、得がたい山号と寺号を持ち更に諸佛に守られた道場でもあります。
当山は元和元年(1620年)田辺住まいの与力三十六人衆の一人である西郷孫右衛門が盟主となって創建されたものです。孫右衛門は遠江(静岡県)森の領主、大須賀五郎兵衛胤高公(徳川家康公に仕え五千石を拝領)に寵愛された人物で、主人である胤高公...
撃鼓山
曹洞宗
元和元年(1620年)
聖観世音菩薩
西郷孫右衛門
撃鼓山 法輪寺
東海近畿地蔵霊場 当山二十八番霊場 近西国三十三所南紀霊場 当山二番霊場
最寄り駅 きのくに線 紀伊田辺駅から徒歩9分
最寄りのバス停 新屋敷62バス停から徒歩3分 田辺市役所前(文化会館前)バス停から徒歩3分 下屋敷バス停から徒歩5分
無料
あり