えじますぎやまじんじゃ
東京都墨田区千歳1丁目8-2
杉山検校は若年のころ失明し、家が貧しかったので、一念発起、江の島の岩窟にて断食祈願し、満願の前夜夢に弁財天より鍼術を感応、その後寝食を忘れて修練し、ついに杉山流の鍼術を創始しました。のち五代将軍綱吉..
杉山検校は若年のころ失明し、家が貧しかったので、一念発起、江の島の岩窟にて断食祈願し、満願の前夜夢に弁財天より鍼術を感応、その後寝食を忘れて修練し、ついに杉山流の鍼術を創始しました。のち五代将軍綱吉に鍼治を奉り、本所一つ目に方1町(12,000平方メートル)の土地を拝領しました。ここに総禄屋敷を建て、その西隣に弁財天の一社を建立したのが始まりです。総禄屋敷では例年2月16日、6月19日盲人が集まり、弁天堂で琵琶を弾じ奉納する習わしでした。ここ江島杉山神社には、江の島の弁天岩窟を模した洞穴があり、奥深く弁財天が祀られています。 なお、境内に即明庵の由来を記した昭和40年建立の「即明庵跡」の碑と、建立事情・年紀ともに不明の宝井其角「ほととぎす」の句碑があります。 その他、戦火の傷も生々しいいちょうの大木もあり、このあたり一帯の戦禍の激しさを物語っています。(すみだの史跡文化財めぐりより)
江島杉山神社は、盲目の鍼灸師杉山検校が元禄6年(1693)当地に屋敷地を拝領、彼が修業した江の島の弁天岩窟を模して屋敷内に創建したといいます。明治時代に、江の島弁財天を祀った江島神社と杉山検校を祀った杉山神社とを合祀して江島杉山神社と...
杵島比売命(いちきじまひめのみこと) 杉山和一検校大人命(すぎやまわいちけんぎょううしのみこと) 倉稲魂命(うがのみたまのみこと) 大国主命(おおくにぬしのみこと)
旧村社
杉山大祭5月18日
JR両国駅より徒歩10分
無し