だいとくいん
東京都墨田区両国2丁目7−13
大徳院は高野山真言宗のお寺です。総本山は文禄3年(1594)、和歌山県の高野山に、徳川家康によって開かれました。高野山を開いた弘法大師の大と、徳川家の徳をとって、「大徳」と称しました。それ以来、徳川..
大徳院は高野山真言宗のお寺です。総本山は文禄3年(1594)、和歌山県の高野山に、徳川家康によって開かれました。高野山を開いた弘法大師の大と、徳川家の徳をとって、「大徳」と称しました。それ以来、徳川家の勢力を背景に、全国に末寺ができましたが、大徳院は、高野山金剛峰寺の諸国末寺の総触れ頭として、寛永年間(1624-39)、神田紺屋町に屋敷を拝領し、寛文6年(1666)本所猿江に移転の後、貞享元年(1684)2月、1200坪の土地をこの地両国に拝領し、移転しました。 本尊は薬師如来で、俗に「本所一ツ目の寅薬師」といわれ、眼病治癒に効き目があったことで信仰されていました。また、宝暦年間(1751-64)に開かれた御府内八十八ヶ所霊場の中の第五十番になっています。(ぶらり両国街かど展実行委員会掲示より)
真言宗
高野山真言宗
薬師如来
御府内八十八ヶ所霊場 第五十番
JR総武線「両国」より徒歩5分。
有り