いっぽんすぎあん(じょうれんあん)
徳島県名西郡神山町左右内
藤井寺より8.8kmの地点にある仏堂である。焼山寺道では最も高い標高745mに位置する。本尊は阿弥陀如来。詳しくは、一宿山(いっしゅくざん)浄蓮庵と号する。徳島県指定天然記念物の「左右内の一本杉」(..
藤井寺より8.8kmの地点にある仏堂である。焼山寺道では最も高い標高745mに位置する。本尊は阿弥陀如来。詳しくは、一宿山(いっしゅくざん)浄蓮庵と号する。徳島県指定天然記念物の「左右内の一本杉」(樹高約30m樹周7.62m 昭和29年1月29日指定[1])があり、一本杉庵とも呼ばれる。 空海が焼山寺に向かう途中、ここで木の根を枕に仮眠した。その時、夢の中に阿弥陀如来が出現したので、尊像を刻み安置したことに由来すると伝えられている。この際に杉を植え、大木・左右内の一本杉となったと言われる。 浄蓮庵の杉の下にある弘法大師の銅像は42段の石段と共に、大正15年(1926年)京都市の河地幾太郎が建てたものである。
一宿山
阿弥陀如来
一宿山 浄蓮庵
一本杉庵
四国八十八箇所番外霊場