あつたじんじゃ
東京都台東区今戸2-13-6
創建は1571(元亀2)年6月と伝えられる。 元鳥越には、鳥越大明神(鳥越神社)・第六天(第六天榊神社)、そして当社・熱田大明神の三社が鎮祭され鳥越三所明神と称されていた。 江戸時代に入り家光の..
創建は1571(元亀2)年6月と伝えられる。 元鳥越には、鳥越大明神(鳥越神社)・第六天(第六天榊神社)、そして当社・熱田大明神の三社が鎮祭され鳥越三所明神と称されていた。 江戸時代に入り家光の治下であった1645(正保2)年、浜町矢の倉建設に伴って元鳥越の地は幕府御用地とされたため、移転が命じられる。 旧武蔵国豊島郡三谷村の北端(現・台東区清川1丁目7、8番付近)に替地が定められ、同年6月には社殿を造営、氏子数十戸と共に遷座奉祀した。 この時町名が新鳥越と改められ、以降当地の鎮守となり三谷明神と称された。 社殿は1708(宝永5)年・1824(文政7)年・1861(文久元)年、そして明治と修理・改築を重ねていたが、1923(大正12)年に起きた関東大震災のため焼失している。 翌1924(大正13)年6月には仮社殿にて再建されたが、復興に伴う区画整理のため、1927(昭和2)年11月に現社地に再遷座された。 この際、震災時の教訓から本殿を鉄筋コンクリート造で造営したため、1945(昭和20)年3月10日の大空襲において本殿だけは焼失を免れている。 現幣殿・拝殿は1965(昭和40)年10月に造営された。
日本武命 橘姫命
旧村社
1571(元亀2)年6月