くまのわかみやじんじゃ
新潟県胎内市東本町1−4
熊野若宮神社は、社伝によれば建久3年(1192)和田氏が羽黒の一角に領内の総鎮守として、紀伊熊野本宮から若一王子(にゃくいちおうじ)を勧請(かんじょう)して創建した社と伝えられ、元禄3年(1690)..
熊野若宮神社は、社伝によれば建久3年(1192)和田氏が羽黒の一角に領内の総鎮守として、紀伊熊野本宮から若一王子(にゃくいちおうじ)を勧請(かんじょう)して創建した社と伝えられ、元禄3年(1690)現在地に移された。木造一間社流造、こけら葺、桁行0.918m、梁間0.748m、高さ2.87m。全体に均整のとれた貭素な造りであるが、絵様、彫刻等に元禄様式をよく伝えており、県内でも数少ない端正な遺例である。