中若宮八幡神社は、元禄年中(1688~1704)上杉の殿様が参拝に訪れたことから、住民が信仰を深め、享和3年(1803)に社殿を再建したと伝わっています。神社境内に、珍しい原始的な植物が見られることから、これが昭和62年に町の天然記念物に指定されています。
5月の春祭りに境内で獅子舞が舞われ、9月の例祭には、獅子舞の行列が邪気を祓い、氏子の繁栄を祈念するため地区内全域を練り歩きます。当神社の獅子舞の警護と獅子の力比べにおける姿勢の低さは町内随一で、また声をかけながら一気に宮入させる流れは特徴的です。