うさはちまんじんじゃ
宮城県仙台市泉区根白石館下36
宇佐八幡神社が鎮座する白石城址は、東西約100メートル、南北約80メートルの平場をもつ高台で、西側には土塁や空濠がはっきり残っています。 城主は、古城書上によれば白石三河とあります。 白石三河宗..
宇佐八幡神社が鎮座する白石城址は、東西約100メートル、南北約80メートルの平場をもつ高台で、西側には土塁や空濠がはっきり残っています。 城主は、古城書上によれば白石三河とあります。 白石三河宗頼は国分能登守某の弟を世嗣とし、これが三河宗明であるとしています。 国分氏系図には、十四世紀国分宗政の子景氏が亨禄元年(1528)、国分の臣白石三河景徳の養子となり、根白石に居住したとあります。 一説には白石三河は、景川氏九世晴氏の弟であるとも伝えられています。 城址には宇佐八幡神社の他、三十三観音が祀られ、また栽松院の墓、黒川十一世季氏の墓があります。