しんめいじんじゃ
三重県伊賀市新堂 1192-2
新堂区の神明神社に楯岡区神明神社柏野区藤位神社御代区諏訪神社並びに新堂楯岡柏野御代に散在していた小祠を明治四一年八月一三日に合祀したものである。それぞれの口碑、社伝を列記する。新堂鎮座神明神社は現在..
新堂区の神明神社に楯岡区神明神社柏野区藤位神社御代区諏訪神社並びに新堂楯岡柏野御代に散在していた小祠を明治四一年八月一三日に合祀したものである。それぞれの口碑、社伝を列記する。新堂鎮座神明神社は現在地より西南一丁中出に祀ってあったが天正の乱の際、焼かれ現在地に合祀された。柏野鎮座の藤位神社は「三国地誌」に「藤位牛頭天王祠柏野」「伊水温古」には「柏野村有神牛頭天王河合高松より勧請」とある。いつの時代にか小字宮の前に遷座してお祀りしていたものである。それが天正九年の伊賀乱の際兵火に罹って殆んど全焼に帰し社殿の円柱一つだけ残った。それが神明神社の宝庫として残っている。その創建年代については寛文七年(1667)棟札、天文二年(1533)五月寄進の大般若経などにより天正天文以前からの小祠であったことが明らかである。楯岡鎮座神明神社は氏子の秘蔵の祭祀帳に天正九年伊賀国兵乱の際兵火に罹り全焼に帰すとあることから天正乱後再建したものであろう。御代鎮座の地に鎮座せられてあったものを元亀二年(1571)小字山下に遷座したことが知られる。
主》大日孁貴命《合》大物主命,木花佐久夜比売命,応神天皇,大山祇神,建速須佐之男命,火産霊命,受持命,菅原道真,建御名方神,八王子神,布都御魂神,天水分神,
月次祭 毎月1日午前8時
JR関西線、新堂駅下車徒歩5分
随時
約15分
有り