にしやまかすがじんじゃ
三重県伊賀市西山2265
春日大明神縁起(奈良県春日大社社誌)によれば、三笠山に御鎮座の春日四所大神に平安末期の久安3年(1147)正月7日西山庄より南都春日社の節供祭に御神供を備進、久安5年(1149)2月申日西山郷字赤衛..
春日大明神縁起(奈良県春日大社社誌)によれば、三笠山に御鎮座の春日四所大神に平安末期の久安3年(1147)正月7日西山庄より南都春日社の節供祭に御神供を備進、久安5年(1149)2月申日西山郷字赤衛谷を宮処と定め春日第三殿の天児屋根命を勧請とある。 鎌倉初期の文歴元年(1234)社殿焼失、文和2年(1353)4月社殿再興、室町時代の弘治3年(1557)赤衛谷より現在地に移転鎮座される。 現在の本殿は江戸中期の延享2年(1754)造営にかかわるものである。 当社は古く平安朝時代から春日大社の四節供祭の御神供料所であったので、以来長く明治維新まで続けられた、大正12年神供料復興の意味で太平洋戦争まで玄米一俵を奉納して来ましたが、戦後中断、平成4年に復活して現在に至っています。 明治40年10月、境内社八幡神社並びに木生神社以下15社を合祀して境内地が整備された。 明治4年村社に制定され、大正3年神饌幣帛料供進社に選定され今日に至る。
天児屋根命
4/5
なすび祭り(10月第2日曜日)
有り