創建年代は不詳。もとは天台宗の寺院・寶樹院であった。
文明5年(1473年)、住職であった了願が本願寺8世・蓮如上人に帰依し、浄土真宗に改宗した。またあわせて寺号も改めた。
慶長5年(1600年)、関ケ原の合戦に巻き込まれ、本堂が全焼した。
文政2年(1819年)、全焼した本堂のあとに仮堂があったが、本堂が再建された。この本堂は欅を使った堅強なつくりで、濃尾地震や伊勢湾台風でも被害を免れて現在に至っている。平成17年には大屋根の修復事業も行われた。
現鐘楼は昭和27年に作られたもので、平成25年に瓦が葺き替えられた。
現住職は19世・邦幡雅史氏。