ぜんえいじ
岐阜県本巣市文殊1369-2
至徳2年(1385年)、天台宗の寺院として創建された。 天正年間、方県郡彦坂村の住人で大桑城主・土岐美濃守の一族という土岐蔵人が文殊に移り住み、本願寺11世・顕如上人に帰依して出家した。蔵人は善明..
至徳2年(1385年)、天台宗の寺院として創建された。 天正年間、方県郡彦坂村の住人で大桑城主・土岐美濃守の一族という土岐蔵人が文殊に移り住み、本願寺11世・顕如上人に帰依して出家した。蔵人は善明と名乗り、天正8年(1580年)7月に善永寺を再興して浄土真宗に改めた。蔵人は元亀元年(1570年)の石山戦争に参戦しており、このときに褒美として顕如の陣鐘・麒麟鍾を賜った。これは善永寺の梵鐘となった。現在の梵鐘は慶長10年(1605年)に梵鐘に作り直されたものである。
文殊(もんじゅ)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区中川北組に所属している。
文殊山
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
文殊山善永寺
麒麟鍾(本巣市指定有形文化財) 善永寺のモチノキ(本巣市指定天然記念物)
有り