うのちじんじゃ
島根県雲南市加茂町宇治342
雲陽誌曰出雲風土記に宇乃遅社同社あり延喜式に宇乃遅神社。同社に坐す須美禰神社と記せり。是則大己貴命須美禰神須佐能袁命を合祭して今俗に三社大明神と言う。延徳年中より延寶まで造立。再建の棟札あるも文意野..
雲陽誌曰出雲風土記に宇乃遅社同社あり延喜式に宇乃遅神社。同社に坐す須美禰神社と記せり。是則大己貴命須美禰神須佐能袁命を合祭して今俗に三社大明神と言う。延徳年中より延寶まで造立。再建の棟札あるも文意野俗にして鎮座勧請等不分明。即ち古老語て曰。往古は三社にて流鏑馬百手の的鷹野などの神事ありけるが中古より二社減して本社計也。祭事も多くは止みしか。弓掛松とて老樹あり 古老伝に曰、風土記和名鈔に屋裏郷は天下造らし、大神矢を令立給ふ故に矢内と言ふ。神亀3年字を屋裏と改む。往昔は屋裏郷12ヶ村の総産土神にして弓掛松に弓を掛け矢聲の神事と唱ひ盛典ありたるが、中古改易して祭儀も今は其の禮而己残れり。明治4年村社に列せられ、同39年勅令第96号、大正3年本県告示第316号を以て神饌幣帛料を供進なることを得べき神社と指定せらる。
宇能遲彦命、須我禰命、素盞鳴尊、稲田姫、大国主命
10月10日 例祭 2月24日 祈年祭 12月3日 新嘗祭
なし