あしじんじゃ
三重県伊賀市上阿波2665
葦神社は延長5年(927年)にまとめられた延喜式神名帳に載っている古社である。(延喜式内社) 神社明細帳には、「人皇七代孝霊天皇申子の年 伊賀伊勢の境にある黒岩の峰に顕座し給ひ 勢州三船の明神と相..
葦神社は延長5年(927年)にまとめられた延喜式神名帳に載っている古社である。(延喜式内社) 神社明細帳には、「人皇七代孝霊天皇申子の年 伊賀伊勢の境にある黒岩の峰に顕座し給ひ 勢州三船の明神と相殿に座ししが 其の後二百年余を経て両国に降臨し鮫が原三女垣内粟皇淡護明神と申し奉る」とある。その後、「神府を三所に別宮す 別宮名は 大国主命 事代主命 芦谷に祭りて葦神社 天日方命 奇日方命 を別別府に祭り別府宮 市杵島比賣 田心姫 端津姫の三女神を三女垣内に祭りて粟皇神と申す」承平七年(932年)大地震により三所損傷。天慶三年(940年)に再建し、三所の霊を合祀して葦神社七王子淡護大明神とされた。天正九年(1582年)天正伊賀の乱で織田信長の軍勢により焼かれる。「神霊現存せし為仮宮を建てて祀る」。慶長十八年(1614年)社殿を造営し遷宮。 明治4年(1871年)に村社葦神社に改められる。明治38年、上阿波・子延・平松の無格社・境内社30社を合祀。明治41年(1907年)富永の元村社5社、八幡神社・貴雄神社・菅原神社を合祀し、現在に至る。
【主祭神】大國主命、【祭神】事代主神 他26柱
式内社(小)
元旦祭(1/1)、祈年祭(月中旬)、春季例大祭(5/5)、祇園祭(7月中旬)、秋季例祭(11/3)、新嘗祭(11月中旬)、その他
随時
無し
約15分
有り