いわくまはちまんぐう
山口県岩国市周東町祖生7184
創祀年代は不詳。第11代垂仁天皇の御代、勅願により槍を納め、この御神体を木瓜形黒漆に封じ、鎮祭したとも。 その後、祖生郷と瀬田郷の境に鎮座木(ちんざぎ)に八流の旗が天降ったので、八幡の大神の影向を..
創祀年代は不詳。第11代垂仁天皇の御代、勅願により槍を納め、この御神体を木瓜形黒漆に封じ、鎮祭したとも。 その後、祖生郷と瀬田郷の境に鎮座木(ちんざぎ)に八流の旗が天降ったので、八幡の大神の影向を知り、奈良時代の和銅7年(714年)8月、宇佐より八幡大神を勧請したという。 江戸時代になり、その前期の元禄4年(1691年)9月5日、周防国岩国領4代領主吉川広紀が玖珂久重山、現在の玖珂町に遷宮した。 その後、災害が多くなり、宝永3年(1706年)6月の台風で破損。村民は恐れて旧地である当地に社殿再建願いを出し、宝永5年(1708年)4月19日に本殿を建立した。 その際、玖珂町から旧地である当社に再度勧請し直したという。玖珂町にも現在、同名の神社があるのはこのためである。
岩隈八幡宮(いわくまはちまんぐう)は、山口県岩国市周東町祖生にある神社。 『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 周防国 熊毛郡「熊毛神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では県社。
熊毛神社として、三毛入野神・磐余彦神・玉依姫神の三座を御祭神とする。 八幡大神として、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三座を御祭神とする。
式内社(小社)の論社。近代社格では県社。
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