おおとうのみや
山梨県富士吉田市下吉田3-32-18
建武二年(1335年)幽閉されていた後醍醐天皇の皇子「大塔宮護良親王」が討たれ、その首を側室雛鶴姫が持って落延び、神木の桂の木の根元に葬った事が「建武二年九月二十三日の清和天皇遠孫其の祈請書」と共に..
建武二年(1335年)幽閉されていた後醍醐天皇の皇子「大塔宮護良親王」が討たれ、その首を側室雛鶴姫が持って落延び、神木の桂の木の根元に葬った事が「建武二年九月二十三日の清和天皇遠孫其の祈請書」と共に仮借して祀る事を望んで奉納された「新羅三郎義光の神像」そして「文禄元年(1593年)二月十六日の加藤光泰の下知状」により伝わります。
ただ古文書二通の原書は正徳二年(1712年)七月七日に柳沢家に差し出され、その後失われています。
毎年、五月一〇日には「桂樹祭」が斎行され、御神木の繁茂と親王の神霊の鎮護を祈願しています。
桂の幹に抱かれて鎮座する大塔宮社は、ハートの形の葉と雛鶴姫の愛情で縁結びの御神徳があります。
この桂の葉は御朱印帳などに挟んでおくと良縁が舞込んで来ると云われます。近年ハートのこぶが浮かび上がった神桜樹と共に、恋愛に限らず様々な良い縁を結んでくれると評判です。
富士急行線月江寺 徒歩11分
無料
約20分
有り