せきろうざん けんきょうじ
神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2888
今から千百年余り昔のこと。当時の宮人、三条貴丞卿の若君武庫郎と八条殿の姫君の子として生まれた男の子は岩若丸と名付けられ、若君は子供との再会の証として鏡を割って1片を渡し道志法師として諸国行脚に出た。..
今から千百年余り昔のこと。当時の宮人、三条貴丞卿の若君武庫郎と八条殿の姫君の子として生まれた男の子は岩若丸と名付けられ、若君は子供との再会の証として鏡を割って1片を渡し道志法師として諸国行脚に出た。その後成長した岩若丸は、父母と再会しました。僧となって源海上人と号し、古い石の山から寺の号を石老山といい鏡から顕鏡寺と呼んだといわれています。
石老山
真言宗
高野山真言宗
平安時代
福一満虚空蔵尊
源海
津久井三十三観音霊場 第14番札所
木造阿弥陀如来像(相模原市指定有形文化財)