うのみやじんじゃ
三重県伊賀市島ヶ原4689
当社の創立由来は、天平勝宝4年(752)奈良東大寺の実忠和尚が開創された村内にある正月堂との関係が深い。 南都に於いて、二月三日両堂を開基され、二月堂での修二会(しゅにえ)の行法に全国一万三千七百..
当社の創立由来は、天平勝宝4年(752)奈良東大寺の実忠和尚が開創された村内にある正月堂との関係が深い。 南都に於いて、二月三日両堂を開基され、二月堂での修二会(しゅにえ)の行法に全国一万三千七百余所の神々を勧請の際、釣りをしており遅参した若狭国遠敷明神が後悔され、実忠和尚の夢枕に立って、若狭の清水を毎年修二会行法中観世音に献ずる旨伝えたところ二月堂参道下の岩石が裂け、白黒2羽の鸕(う)が裂け目から飛び立ち、清水がこんこんと湧き出したという。 このことから修二会の行法が「お水取り」の名で有名になり、実忠が感銘して遠敷明神を良弁杉の下に祀り、鸕に因んで「鸕宮神社」と称し衆庶大いに尊敬した。 是に於いて正月堂の修正会と二月堂の修二会が略同じ行法の厳修をする関係で、二月堂の鸕宮社を正月堂東南の地(現在地)に奉祀したら神妙なるべし、又南都と相似たりと勧請したのである。
事代主命ほか14柱
『伊賀忍者回廊』第27番札所
秋祭り:12/20
四角灯籠、石灯籠
有り