ほみじんじゃ
静岡県御殿場市川島田1332−8
大正十一年一二月一日当時大沢組員全員が五穀豊穣開運の守護神として山梨県中巨摩郡榊村高尾旧郷社穂見神社(御祭神は保食神)の講中となり同年十五日御分霊を仰ぎ大沢穂見神社として霊峰富士の東麓の川島田一九〇..
大正十一年一二月一日当時大沢組員全員が五穀豊穣開運の守護神として山梨県中巨摩郡榊村高尾旧郷社穂見神社(御祭神は保食神)の講中となり同年十五日御分霊を仰ぎ大沢穂見神社として霊峰富士の東麓の川島田一九〇三番地(原里小学校こぶしの森の処)に勧請せられた。自来毎年十一月三十日夜より一二月一日を大祭日として近郷の崇敬の中心として盛大な祭事が行われ昭和五年頃まで本宮の穂見神社講中として毎年二名づつ代参し初穂料を奉納して来た。 昭和五年三月一二日原里小学校敷地拡張のため現在地川下田一三三二ー八番地に御遷座申し上げたこの地は篤信家土屋半治殿の御寄進による、当時は六〇坪であったが行政道路拡幅のため提供し現在地のみとなった次いで内外多端の非常時に突入したため代参は中止のやむなきにいたりささやかな祭典のみを続けてきた。 昭和五三年一月二十八日大沢区総会において社殿の老朽化に伴う改築の件が提案され、区民相諮って先輩五十戸有志の寄付と区民の浄財により昭和五三年一二月一日再建復興されたものである。 我々はこの穂見神社を父祖相伝の遺産として敬神の誠を致し永久後世に伝え御神徳の御加護によって地域の親和と発展を祈念する次第である。
ー現地石板による
保食神
大正11年12月15日
大祭日 11月30日〜12月1日