しみずいなりじんじゃ(めぐろほんちょう)
東京都目黒区目黒本町1-1-5
この稲荷は明治30年(1897)頃から、東急バス駐車場のあたりにあったといわれ、その付近に真夏の旱天でも清水が湧き出していました。この湧き水が稲荷の社名の源になったと思われます。 大正12年(..
この稲荷は明治30年(1897)頃から、東急バス駐車場のあたりにあったといわれ、その付近に真夏の旱天でも清水が湧き出していました。この湧き水が稲荷の社名の源になったと思われます。 大正12年(1923)の大震災以後、このあたりにも多くの移住希望者があり、地主さんたちはその要請に応えて、計画的な土地分譲をしました。土地分譲事業は、この稲荷様を基にし、土地の発展を祈念しました。そのため、京都伏見稲荷より御分霊を拝受し、社殿や鳥居も奉納されました。 その後、昭和27年(1952)に篠福太郎氏が39.7㎡(12坪余)の土地を寄進されましたので現在地へ移築されました。また、この年、太田喜八郎氏が鷹番小学校へ寄進したご真影奉安殿を、大へん苦労して移築し拝殿としました。 この稲荷は、家内安全、商売繁盛、芸能上達などのご利益があるとともに、縁結びの神としても有名で、初午には甘酒がふるまわれ、盛んな祭りが行われます。
不詳
東急バス (黒01、黒02、黒07、渋71、東98) 清水バス停から徒歩3分 東急東横線 学芸大学駅から徒歩17分 東急東横線 祐天寺駅から徒歩20分
常時(参拝自由)
無料
10分未満(7分程度)
無し