創立の年代はつまびらかでないが、明治十二年五月の神社調査の明細帳によれば天文二年(1533年)の勧請とある。この一帯を惣田原というので原神社と称えるに至った。
八幡三神は全国で最も多く祀られている神で、文化神、武士の守護神、家内安全、商売繁盛、開運、厄除け、安産、交通安全などのご利益があるといわれる。「とうびらさん」ともいわれる。
拝殿は万延元年(1860年)に再建し、神殿は文久二年(1862年)再建した。
石燈篭は文化四年(1807年)惣田氏子中から寄進している。
明治の初めに若宮社(惣田山の内)を合祀。
ご祭神の沖津彦神、沖津比女神は海の神で、倉稲魂神は五穀の神、産業の神である。
現在の社殿は平成十六年(2004年)に再建した。