いいだまじんじゃ
群馬県前橋市広瀬町2-28-1
当社は、四世紀頃の東日本最古の前橋天神山大古墳群の中心に位置し、その社自体も一古墳上に鎮座しております。古代、この地方一帯は大豪族一上野毛氏かみつけぬしの領地であり、豊かな田園が広がり、東国の一大文..
当社は、四世紀頃の東日本最古の前橋天神山大古墳群の中心に位置し、その社自体も一古墳上に鎮座しております。古代、この地方一帯は大豪族一上野毛氏かみつけぬしの領地であり、豊かな田園が広がり、東国の一大文化圏でありました。 平安時代、朝廷により記録された「上野国神名帳(こうずけのくにじんみょうちょう)」にある「毛野明神(けぬみょうじん)」とは、当社と思われます。 室町時代初期、関東地方を襲った台風による大洪水及び幾多の天候不順のため凶作が続き、困窮の中、藤原氏一門の所領地(利根庄)に祀まつられている五穀豊穣の神「保食命=宇気母智命(うけもちのみこと)」を新たに合祀して稲魂(いなだま)を語源とする「稲玉明神」と改称されました。
保食命(宇気母智命)
有り 赤い鳥居をくぐり団地の前を進んだ先、鳥居の横を通ると駐車場スペースがあります。