すいうんじ
石川県珠洲市三崎町寺家ツ59
以前は天台宗高勝寺で古くから須須神社の宮寺として栄えた寺でした。宮寺とは神と仏は同体であるとういう思想で建てられた寺院のことです。能登地方屈指の大寺院として栄えましたが、明治2年神仏分離のため衰退し..
以前は天台宗高勝寺で古くから須須神社の宮寺として栄えた寺でした。宮寺とは神と仏は同体であるとういう思想で建てられた寺院のことです。能登地方屈指の大寺院として栄えましたが、明治2年神仏分離のため衰退し廃寺となりました。その後、金沢から天台宗翠雲寺が移転し旧堂を使用しました。明治17年の火災でほとんどが焼失していましたが、仏像は難を逃れ、木造弥勒菩薩や木造阿弥陀仏、木造延命地蔵は数少ない高勝寺の遺産です。
天台宗
能登三十三観音霊場 第三十三番札所