だいごじ
滋賀県長浜市醍醐町205
当寺は、役小角(634〜701年)の開創と伝わり、本尊不動明王(伝運慶作)鎮守五所権現を安置する。文亀元年(1501年)真言宗大本山紀州根来寺より覚遍上人この地に留まり、真言宗新義の教風を宣し復興..
当寺は、役小角(634〜701年)の開創と伝わり、本尊不動明王(伝運慶作)鎮守五所権現を安置する。文亀元年(1501年)真言宗大本山紀州根来寺より覚遍上人この地に留まり、真言宗新義の教風を宣し復興されたものである。又、大永元年(1521年)卍字定紋の袈裟を残し上人は後生不滅に至る。尚その印として醍醐寺定紋となる。 一山内に四十九坊を有した、由緒ある真言宗の寺院で、現在塔中玉泉寺が西隣にあり、又近世迄岩本寺が南隣にあって現在収蔵庫として残っている。 元醍醐寺本堂は、現本堂の約二百米北の本堂山中腹にあり、現在地に移築されたもので、元屋敷は奥の院(不動堂)として残されている。 尚現本堂より西三百米の地先(大字徳山に通じる山道の中途)には、一山内の山門(仁王門)があり、その跡が現存している。又その当時を偲ぶ仏像法具、古文書等の文化財も数多く、往古より今日に至る長年月間、幾多時代の変遷の中にありながら、秘仏毘沙門天を始め、数多くの重宝物が護持保存されてきた事はこの上もない喜びであり、堅く敬神、崇仏、尊祖の三大義の継承に努めている。 このほか当寺院を中心に、縄文遺跡や古墳も数多く散在しており、これらの貴重な文化財もあわせ顕彰保存する目的を以て、昭和四十五年四月浅井町長を会長とする、「醍醐寺史蹟保存会」が結成され今日に至っている。 (公式HPより引用)
神護山
真言宗
豊山派
不詳
不動明王
役小角
文亀元年(1501年)
覚遍上人
びわ湖108霊場第40番
毘沙門天立像:重要文化財 木造彩色阿字華鬘、輪宝、羯磨、羯磨台、錫杖、輪宝羯磨文説相箱、五鈷杵、孔雀文銅磐、四橛:滋賀県指定有形文化財 十六善人画像、弘法大師画像、不動明王画像、八粗大師画像、大般若経(宋版):長浜市指定文化財
9時〜16時半
無し
有り