れんしょうじ
大阪府大阪市天王寺区城南寺町5−16
通称「ねしゃか寺」。寺伝によると、天正20年(1592)10月14日、天誉独朗により創建された(『浄土宗寺院由緒書』には、開山は平僧永俊となっている)。大坂冬の陣と夏の陣で兵火にあい、堂宇・什物は焼..
通称「ねしゃか寺」。寺伝によると、天正20年(1592)10月14日、天誉独朗により創建された(『浄土宗寺院由緒書』には、開山は平僧永俊となっている)。大坂冬の陣と夏の陣で兵火にあい、堂宇・什物は焼失したものの、延宝年間(1673〜1681)五世寂誉道入が復興。さらに正徳四年(1714)大風により大破した堂宇を、享保年間(1716〜1736)に10世鸞誉廓天が復興した。昭和20年(1945)大阪大空襲で釈迦堂と門を残して焼失したが、のち再興し現在に至る。鎌倉末期作の弥陀三尊を本尊とし、寺宝・釈迦牟尼如来涅槃像が有名である。
宝池山
蔡華院
浄土宗
天正20年(1592)10月14日
阿弥陀三尊
天誉独朗
ねしゃか寺
◇近畿日本鉄道、奈良線「上本町駅」〜徒歩12分程度。
無料
10〜15分。
なし