せいざんじ
長崎県対馬市厳原町国分1453
天安元年(857)の変により島分寺が炎上したため、翌年、国府嶽の麓に大日堂を建て、大日寺と号するようになったのが起源といわれている。 長正9年(1511)宗家第10代宗貞国そうさだくに夫人の菩..
天安元年(857)の変により島分寺が炎上したため、翌年、国府嶽の麓に大日堂を建て、大日寺と号するようになったのが起源といわれている。 長正9年(1511)宗家第10代宗貞国そうさだくに夫人の菩提寺となったことから、その法号に因んで西山寺と改め、真言宗から臨済宗に変わった。 享保17年(1732)の大火で、日吉にあった以酊庵いていあんは本堂が焼失したため、西山寺を末寺の瑞泉院に移転させ、西山寺のあとに移った。 明治元年(1868)に以酊庵が廃寺となり、西山寺は故山に還った。境内には景轍玄蘇(けいてつげんそ)の墓もある。 なお、当寺は[宿坊対馬西山寺]として寺内に宿泊施設を設けている。
鶴翼山
臨済宗
南禅寺派
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