はちまんざんだいほうじ
静岡県静岡市清水区由比町由比676
1585年(天正13年)に「堅翁宗固和尚」を開山とし、由比本陣の鬼門除けとして建立されました。本尊は如意輪観世音菩薩を祀り、位牌堂本尊として馬頭観世音菩薩を祀っています。また、1577年(天正5年..
1585年(天正13年)に「堅翁宗固和尚」を開山とし、由比本陣の鬼門除けとして建立されました。本尊は如意輪観世音菩薩を祀り、位牌堂本尊として馬頭観世音菩薩を祀っています。また、1577年(天正5年)に、由比本陣当主である岩辺郷右衛門光広が由比の浜で仏像が波にゆりあげられていると夢のお告げを受け、如意輪観世音菩薩を取り上げ、その地に草堂を建て安置しました。 後に寛永年間(1624)、由比本陣当主2代目、岩辺郷右衛門寧広の弟が出家し大法寺の住職となった際に、如意輪観世音菩薩は大法寺の本尊として移されたと伝えられています。 さらに1745年(延享2年)には、由比本陣当主の妻が願主となり本堂を再建し、馬頭観世音菩薩を奉安されたと伝えられています。
八幡山
臨済宗
妙心寺派
如意輪観世音菩薩
堅翁宗固和尚
駿河三十三観音霊場 第25番
〔法話会〕3月下旬~4月上旬 〔山門大施餓鬼会(お施餓鬼)〕6月4日
・JR東海道線「由比駅」から東へ約2㎞(徒歩約25分、タクシーで約5分) ・東名高速道路「清水IC」から車で約20分(約12km) ・東名高速道路「富士川SA(スマートIC)」から車で約20分(約10km)
※広重美術館裏隣