きちぞうじ
千葉県八街市吉倉376
八街市吉倉にある顕本法華宗の寺院。 本山は法流山永福寺(八街市小谷流)。 寛永13年(1636年)10月28日 下総国印旛郡吉倉村(八街市吉倉)に法流山永福寺の末寺として創建。開基は稲葉村古来の..
八街市吉倉にある顕本法華宗の寺院。 本山は法流山永福寺(八街市小谷流)。 寛永13年(1636年)10月28日 下総国印旛郡吉倉村(八街市吉倉)に法流山永福寺の末寺として創建。開基は稲葉村古来の名士山本倉右衛門家の第17代山本義正、開山及び初代住職は総本山・妙塔山妙満寺貫首日章上人。 宝永3年(1706年)10月 山本倉右衛門家第20代山本正鄰、老朽化または天災等で損傷した本堂及び庫裏を再建。 幕末~明治初期 住職、斉藤観山上人が吉藏寺に寺子屋を開設する。 明治8年(1875年)3月12日 吉藏寺を仮校舎として吉倉小学校が開校。 明治13年(1880年)12月25日 火災で本堂及び庫裏が全焼。のち、本堂跡に仮本堂を建立。 明治15年(1882年)12月3日 境内に小学校を新築。校名はこの地域の古称に則り住蒼小学校と改称した。 明治21年(1888年) 用草小学校と合併し大谷流尋常小学校となったため、吉藏寺境内の学校は廃止。 明治30年前後頃 最後の住職、斉藤観山上人の遷化によって吉蔵寺は無住となり荒廃。 荒廃した旧本堂(明治期建立の仮本堂)は取り壊され、現在は小さな本堂と歴代住職の墓石のみが古刹の面影を僅かに残している。 現在は長栄山最成寺(八街市東吉田)住職が代務住職として管理されている。
八街市吉倉にある顕本法華宗の寺院。 旧本山は法流山永福寺(八街市小谷流)。 明治30年頃最後の住職、斉藤観山上人が遷化され無住となり荒廃。 現在は長栄山最成寺(八街市東吉田)住職が代務。
法寿山
顕本法華宗
永福寺末寺
寛永13年 (1636年) 10月28日
一塔両尊及び日蓮大聖人御尊像
日章上人(総本山・妙塔山妙満寺貫首)
山本義正(稲葉村名家・山本倉右衛門家第17代当主)
法寿山吉蔵寺 (正字では法壽山吉藏寺)
無し。1台程度なら駐車スペースがあります。 周辺道路は軽自動車1台でやっとの狭さのため注意。
なし