くまのじんじゃ
愛知県豊川市御津町金野中畑58番地
社伝に旧熊野十二社権限という。旧御津郷金割郷の産土神なり、天平5年(733)僧行基神殿を建立して権現を祀る。源義朝の家臣安達新三郎、次いで弁慶も祈願する。足利義政社殿を再建し、文安3年(1446)1..
社伝に旧熊野十二社権限という。旧御津郷金割郷の産土神なり、天平5年(733)僧行基神殿を建立して権現を祀る。源義朝の家臣安達新三郎、次いで弁慶も祈願する。足利義政社殿を再建し、文安3年(1446)10月17日大工左衛門尉大鐘を奉納すると伝うが、天正3年(1575)長篠役の兵火にかかり一切を鳥有に帰す。社蔵の棟札に弘仁3年(812)寛和元年(985)というものあり。明治3年9月18日、字中畑58番地鎮座の菅原神社合祀し、熊野神社と改称す。大正2年12月24日村社に列し共進指定を受ける。同3年8月19日字国坂の国坂神社(伊弉册命)を合祀、合霊する。
伊弉册尊 菅原道真
旧指定村社 12等級
天平5年(733年)
本殿 神明造1坪 覆殿 7.75坪 幣殿 22.75坪 拝殿 12坪 社務所 27.5坪 参篭所 9坪
4月第3日曜日
曼陀羅 藤の古木があり、開花の頃は美しい。