はちまんじんじゃ えなしいわむら
岐阜県恵那市岩村町18番地
八幡神社は岩村城内にあり、岩村城創築と同時に誉田別命を祭神として城内鎮守の神社とした。岩村藩神明調に承久年中鎮座とあるのは、岩村城創築の祖加藤景廉公が承久3年(1221)に没したので、配神として景廉..
八幡神社は岩村城内にあり、岩村城創築と同時に誉田別命を祭神として城内鎮守の神社とした。岩村藩神明調に承久年中鎮座とあるのは、岩村城創築の祖加藤景廉公が承久3年(1221)に没したので、配神として景廉公を祀り座像を安置したことをさしている。城主はかわっても歴代城主及び家中の崇敬は篤かった。社殿の修理等を記録した棟札は永正5年(1508)遠山頼景の代の物からあり、岐阜県重要文化財に指定されている。武並神社に祀ってある景廉の長男遠山景朝が御輿に乗って八幡神社の父景廉に会いに行く、それに大勢の町民が供奉するという「岩村町秋祭行事」は岐阜県重要無形民族文化財に指定されており、寛永8年(1631)松原乗寿が創始した。明治5年(1872)11月岩村城内よりここへ遷宮し、岩村城は翌六年に廃城になった。 (岐阜県神社庁資料による)
応神天皇(おうじんてんのう) 誉田別尊 摂末社祭神 加藤景廉(かとうかげやす) 秋葉神社 音羽稲荷神社