あさひねはちまんじんじゃ
埼玉県秩父郡東秩父村皆谷1311
当社の鎮座する皆谷は、南方に聳える笠山(837㍍)をはじめとする高い山々に四方を囲まれているため、日の短い冬などは太陽が高くならないと中々村に光が差し込まない。皆谷と云う村名は、このような地形から名..
当社の鎮座する皆谷は、南方に聳える笠山(837㍍)をはじめとする高い山々に四方を囲まれているため、日の短い冬などは太陽が高くならないと中々村に光が差し込まない。皆谷と云う村名は、このような地形から名付けられたものであろう。 口碑によると、当社は初め、「マキノウチ」と呼ばれる家の氏神であったが、後に村の鎮守になったと伝えられる。マキノウチとは「巻の家」の意味で、ほかの土地から巻物と八幡様の神像を携えて当地に移住したとの伝えから、このような屋号で呼ばれるようになったと云う。 『新編武蔵風土記稿』には、「小名牧野内にあり、本山修験、明王院配下、金竜房持、除地七畝、社頭老杉茂生す、神体白幣、本地弥陀木の立像、文和二年(1353)の勧請にて、村の総鎮守とす、例祭八月十五日又は九月十五日、当村明王院当時支配せり」と載せる。 明治3年(1870)に村社となり、現在も本殿(平成13年村指定有形文化財彫刻)には白幣を祀り、十一面観音像を安置している。 例大祭当日には、十二庭からなる「朝日根の獅子舞」(昭和56年村指定無形民俗文化財) が奉納される
品陀和気命(応神天皇)
元旦祭(元旦) 祈年祭(3月中旬の日曜日) 例大祭(11月3日) 新嘗祭(11月下旬の日曜日)
朝日根の獅子舞(村指定無形民族文化財)
有り。