いわやじせきぶつ(いわやじまがいぶつ)
大分県大分市上野丘東5
17体の磨崖仏からなる仏像群で、中央に薬師如来、その左に釈迦如来坐像、右に阿弥陀如来像が配置され、過去、現在、未来の「三世」を表そうとしたものと考えられています。 仏像群に向かって右端にある十一面..
17体の磨崖仏からなる仏像群で、中央に薬師如来、その左に釈迦如来坐像、右に阿弥陀如来像が配置され、過去、現在、未来の「三世」を表そうとしたものと考えられています。 仏像群に向かって右端にある十一面観音菩薩立像は、一部欠損している部分がありますが、スラリとした八頭身に近い姿をしており、岩屋寺石仏の中では美しい彩色を残すなど、その姿をよくとどめています。 大きな眉や切れ長の目、鼻にかけての顔立ちからみて、12世紀頃(平安時代末期)の作と考えられており、県指定史跡となっております。 大分元町石仏から南西に約600mほどの至近にあり、元々は両者ともに圓寿寺(岩屋寺)の敷地内に位置し、ほぼ同年代に造られたものと考えられる。
12世紀頃
大分市指定史跡
24時間
無料
10分
なし(近くに若干のスペースあり)
なし