てんじゅうじ
大阪府大阪市天王寺区六万体町3-18
大阪の歴史と文化の中心地、大阪城や古都難波宮跡など多くの寺社仏閣が立ち並ぶ上町台地夕陽丘の高台に今から1200年の昔、平安時代延暦24年(805年)7月に天台宗宗祖『傳教大師最澄』によって開創された..
大阪の歴史と文化の中心地、大阪城や古都難波宮跡など多くの寺社仏閣が立ち並ぶ上町台地夕陽丘の高台に今から1200年の昔、平安時代延暦24年(805年)7月に天台宗宗祖『傳教大師最澄』によって開創されたこのお寺は『傳教大師入唐求法帰朝記念のお寺』としてその由緒と格式を現在に伝えている。 前述の由来により創建以来、非常に栄えたが平安末期源平合戦の動乱に始まる長い戦国乱世の蹂躙を受け寺勢が一時衰退し天正年間(1573~1592)に後陽成天皇の勅諚により現在地にて復興された。 しかし再び大阪夏の陣で焼失、天下を獲った徳川家康公が再興し『天海大僧正』が住職となるや江戸は上野寛永寺との法縁深く紀州徳川家とも繋がり大阪を代表する天台宗の一大寺として栄華を誇った。 その後、明治維新により情勢が一変し天台宗比叡山延暦寺の末寺となり大東亜戦争末期昭和20年3月13日大阪大空襲により全焼し大阪市の都市計画で寺域は縮小され現状となり戦後50年かけ復興し現在に至る。
聖龍山
天台宗
延暦24年(805年)
傳教大師最澄
大阪メトロ谷町線四天王寺前夕陽丘駅①号出入口、右へ出てすぐ