ふげんじ
和歌山県橋本市菖蒲谷828
天平9年(737年)春、行基菩薩が当地方へ巡錫の際に、この地を浄所と定めて、自ら資材を運び、福徳を授かるよう断食し誓願、仏像を彫刻し祀ったのがはじまりです。本尊の普賢延命菩薩(平安時代後期・県指定文..
天平9年(737年)春、行基菩薩が当地方へ巡錫の際に、この地を浄所と定めて、自ら資材を運び、福徳を授かるよう断食し誓願、仏像を彫刻し祀ったのがはじまりです。本尊の普賢延命菩薩(平安時代後期・県指定文化財)は、法隆寺の次に古い普賢延命菩薩で4頭の白象に乗った二十臂像として漆箔仕上げの像高94cmで表現されている。 釈迦如来の脇侍ではなく、密教の延命法の本尊として単独で普賢延命菩薩として信仰を集めている。 境内にある熊野神社の別当寺として伝えられていて、寺号が江戸後期に観音寺、延命寺、普賢寺と改称して現在の延命山普賢寺となったようです。
延命山
真言宗
高野山真言宗
天平9年(737年)
普賢延命菩薩
行基
有り