小早川隆景を祀る神社。
慶長2年(1597)6月、隆景が三原城で没したので、新庄ほか数カ村の人々が木村城跡の若宮社(前稿木村城参照)に、隆景を祀り、陰暦9月13日を祭日として、旧竹原8カ村の村役人や、毛利家からも度々参拝し、祭りは300年間続いたが、明治維新後中止となり、若宮社も衰退しようとしたので、城の元に明治22年に社殿を建立、同23年に県社となる。
明治12年12月に毛利家の三子三郎を迎えて小早川家を再興した。
大正12年、献納の灯篭に小早川四郎の名が見える。
昭和20年の豪雨による山津波で損壊。
2018年夏の広島県豪雨災害の被害を受け、参道は土砂が流れ込み、倒木と土砂がいっぱいです。
神楽殿・拝殿共に倒壊の可能性もありそうです。