かしょうじ
京都府京都市伏見区深草坊町71
嘉祥寺は京都市伏見区深草坊町に位置する天台宗の寺院です。嘉祥3年(850)に文徳天皇が父仁明天皇の陵墓に近接して建立された陵寺がはじまりです。文徳天皇は清涼殿を嘉祥寺に移して堂とし、後に光孝天皇が五..
嘉祥寺は京都市伏見区深草坊町に位置する天台宗の寺院です。嘉祥3年(850)に文徳天皇が父仁明天皇の陵墓に近接して建立された陵寺がはじまりです。文徳天皇は清涼殿を嘉祥寺に移して堂とし、後に光孝天皇が五重塔を建立しました。嘉祥寺からは貞観寺が分離し、その後嘉祥寺は貞観寺の影響下に入りました。その後仁和寺の末寺となり、中世に廃絶しました。現在の嘉祥寺は寛文2年(1662)に天台僧空心が再興したものです。 日本最古の歓喜天、十一面観音、不動明王が安置されており、商売繁盛や夫婦和合など縁起の良い神さまとして信仰されています。
天台宗
850年
歓喜天
嘉祥寺
深草聖天
京阪電車 龍谷大前深草駅から徒歩10分 伏見稲荷大社から徒歩10分
無料
なし