だいりゅうじ
京都府京都市山科区安朱東海道町56
慶長5年(1600)頃、圓通院日純上人によって開創された日蓮宗の寺院で、開山の日純上人は、京都松ヶ崎にある涌泉寺の二祖であり、また京都八本山の一つである本山立本寺の第十三世の猊座にもつかれたお上人で..
慶長5年(1600)頃、圓通院日純上人によって開創された日蓮宗の寺院で、開山の日純上人は、京都松ヶ崎にある涌泉寺の二祖であり、また京都八本山の一つである本山立本寺の第十三世の猊座にもつかれたお上人である。 近くには天台宗五大門跡寺院の一つである毘沙門堂があり、御門主とは100年に渡り親交があるとされる。 本堂正面に掲げられている「圓通殿」の額は毘沙門堂準后宮御門主の御真筆とされ、文政9年(1826年)には菊御紋入釣提灯、御香料、紫御幕につけて免状写御の下賜があり、以後、日蓮聖人像に十六弁菊紋章付き袈裟の着用が許されている。 山門も毘沙門堂より移築されたとされ、瓦に十六弁菊の紋章がある。
長唱山
日蓮宗
慶長5年(1600年)
釈迦如来坐像
無料
有り