だいがんじ
奈良県宇陀市大宇陀拾生736
聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立したと伝えられ、本尊十一面観音菩薩は藤原時代後期の神亀元年(724年)徳道上人の作と伝承しています。 大宇陀地域は宇陀松山藩に属し、藩主に織田家を有した時代がありまし..
聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立したと伝えられ、本尊十一面観音菩薩は藤原時代後期の神亀元年(724年)徳道上人の作と伝承しています。 大宇陀地域は宇陀松山藩に属し、藩主に織田家を有した時代がありました。 織田高長は大願寺を祈願所とし、嫡子織田長頼は鞍馬寺の尊像と同作と伝わる毘沙門天を勧請。その子織田信武は元禄6年(1693年)に毘沙門堂を建立しました。 明治18年の火災で全焼し、本尊十一面観音菩薩は御面相と御両手を亡くされましたが、後に土中から発見されています。 徳道上人が長谷寺建立を誓い、弘法大師が大蔵寺建立の大願を誓われ成就したので「大願成就」の御利益があると伝わります。
薩埵山
真言宗
御室派
室生山八十八ヶ所霊場 第4番札所
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