ほうらいじ
山形県山形市大字釈迦堂66
三国伝来の日本三釈迦如来の佛像が祀られるようになってから釈迦堂という地名が生まれ、それが白い馬に乗って来たことで白馬山の山号に、また、その法(お釈迦さまの教え)が法来寺という寺号にもなりました。 ..
三国伝来の日本三釈迦如来の佛像が祀られるようになってから釈迦堂という地名が生まれ、それが白い馬に乗って来たことで白馬山の山号に、また、その法(お釈迦さまの教え)が法来寺という寺号にもなりました。
はじめは馬見ヶ崎北(右岸)唐松に安置され、人々が祈願するとどこからともなく「馬のいななき」が聞こえ、大願成就するので、その辺一帯を「馬が見える崎」それとともに川の名前も馬見ヶ崎川と呼ぶようになりました。室町時代、法来寺は馬見ヶ崎川南(左岸)に移り、それにともない唐松の人たちも次第にこちら側に移り住むようになりました。
法来寺はこのようにして、鎌倉以前の日本佛教の二大宗派の一つ天台宗を源流とし、一方の真言宗(南光屋敷を含む)坊跡を受け継いで成立し、現在は曹洞宗の寺院になっております。
白馬山
曹洞宗
清涼寺式釈迦如来
白馬山 法来寺
出羽の国十三仏霊場 第2番 羽州山形七福神 布袋尊 山形百八地蔵尊霊場第4番 子守地蔵尊
本尊釈迦如来像(県指定有形文化財)
山形駅前よりバス「法来寺前」下車、徒歩1分