ほだじ
群馬県安中市松井田町新堀1186
補陀寺は、室町時代初期の応永年間(1394-1428)に無極慧徹(むきょくけいてつ)禅師を開山として創建されたとされる曹洞宗のお寺です。
開山の無極慧徹禅師は肥前国(現 長崎県)出身の曹洞宗..
開山の無極慧徹禅師は肥前国(現 長崎県)出身の曹洞宗の高僧であり、もとは足利氏に仕えた武士の家の出でしたが、幼少期に日向国(現 宮崎県)の東林寺にて出家、その後相模国(現 神奈川県)の最乗寺で了庵慧明禅師に師事し跡を継ぐと、関東周辺に多くの曹洞宗寺院の開山に関わる事となりました。 当初は小さな草庵程でありましたが、その庵が兵火により焼失した事を切っ掛けとして無極慧徹禅師の弟子であった月江正文(げっこうしょうぶん)和尚(丹波永沢寺、相模最乗寺、武蔵大泉寺の住持。尾張楞厳寺の開山。のち上野雙林寺、武蔵大宮普門院をひらいた)が再興し大泉山補陀寺と号して第二世住職として境内地が整備される事となりました。
大泉山
曹洞宗
応永年間(1394-1428)
釈迦如来
無極慧徹禅師
大泉山 補陀寺
上信越自動車 松井田妙義ICから10分
有り