いがんいん
石川県七尾市三引町13-26
怡岩院(いがんいん)の山号は赤蔵山で、遡る事後白河天皇のとき120人余りの社僧を配置し、さらに幾つかの神社や寺院を総称し「赤蔵山上一本宮寺」と命名するほど、信仰の霊山として栄えていました。しかし15..
怡岩院(いがんいん)の山号は赤蔵山で、遡る事後白河天皇のとき120人余りの社僧を配置し、さらに幾つかの神社や寺院を総称し「赤蔵山上一本宮寺」と命名するほど、信仰の霊山として栄えていました。しかし1577年「天正の兵乱」上杉謙信が七尾城を攻略し、ことごとく神殿や寺院は焼失しました。 近世に入り鹿島半郡の領主となった長連龍が、石動山より大聖坊祐栄を招き大聖院の号を以って当寺院を再興し、長続連(連龍の父)の菩提所・長家の祈願所とし、1645年には吉祥院と改め、1653年に現在の怡岩院となりました。
真言宗
高野山
有り