じょうりゅうじ
岡山県岡山市南区妹尾1751
庭瀬領主戸川達安公の妹君が、嫁ぎ先の宇喜多家で亡くなられたのを母堂の妙承尼(常山城主友林院殿の室)が嘆き、悲しまれ、新しくお寺を建てて姫君の冥福を祈ってやろうと思いたたれ、達安公も又、妹君の死を哀れ..
庭瀬領主戸川達安公の妹君が、嫁ぎ先の宇喜多家で亡くなられたのを母堂の妙承尼(常山城主友林院殿の室)が嘆き、悲しまれ、新しくお寺を建てて姫君の冥福を祈ってやろうと思いたたれ、達安公も又、妹君の死を哀れむと共に、ご母堂の心のうちを察してその願望を叶えてあげよう当山を開創、日鳳上人を開祖に迎えて啓運山盛隆寺と名付けた。
啓運山
日蓮宗
慶長10(1605)年4月8日
日蓮聖人御尊像
城国院日鳳上人
庭瀬領主 肥後守達安公
JR瀬戸大橋線妹尾駅より徒歩約7分 早島ICより車で約15分